Perl

Perl入門

短いコードを実行しながら、Perlの考え方と実用的なテキスト処理を一歩ずつ学びます。

Perl 5.36以降を目安にしています。

Perl入門の講座一覧

Perlの導入

Ubuntu・Debian・Mintではsudo apt updateの後にsudo apt install perl、macOSではHomebrewのbrew install perlを使えます。WindowsではStrawberry Perlを導入してください。perl --versionでPerl 5.36以降を確認してから、最初の例を実行します。sudoは管理者権限で実行するため、実行時にユーザーのパスワードを求められることがあります。

01

Perlとは

Perlは、テキスト処理、ログ解析、システム管理、Web開発などで長く使われてきたプログラミング言語です。文字列を扱う機能と正規表現が強く、目的に合わせて短い処理を書きやすいことが特徴です。

この講座の進め方

コードを読むだけで終わらせず、各ページの例をファイルへ保存して実行し、値を変更して結果がどう変わるかを確認してください。Perlでは警告と厳格なチェックを有効にする習慣も大切です。

02

最初のプログラム

hello.plPERL
use strict;
use warnings;

my $name = 'Perl';
print "こんにちは、$name!\n";
実行COMMAND
perl hello.pl
実行結果OUTPUT
こんにちは、Perl!

myは変数の有効範囲を限定し、use strictとuse warningsは書き間違いや危険な暗黙動作を見つけやすくします。

03

Perlのデータ構造

単一の値はスカラー、順番のある複数値は配列、キーと値の組はハッシュで表します。配列やハッシュを変数へ入れるときは、参照を使って入れ子のデータも扱えます。

集計するPERL
use strict;
use warnings;

my @prices = (120, 250, 80);
my $total = 0;
$total += $_ for @prices;
my %stock = (apple => 3, orange => 5);
print "合計: $total円\n";
print "りんご: $stock{apple}個\n";
実行結果OUTPUT
合計: 450円
りんご: 3個
04

得意分野のテキスト処理

Perlの正規表現とファイル処理を組み合わせると、ログから必要な行を抽出したり、CSVに近いデータを整形したりできます。入力を信頼せず、文字コード・区切り文字・空行の扱いを先に決めることが重要です。

安全な習慣

外部入力をそのまま正規表現やコマンドへ渡さず、入力値を検証し、ファイルは適切なモードで開きます。Web開発ではCGI、PSGI、フレームワークなど目的に合う仕組みを選びます。

05

次に学ぶこと

各テーマを読み終えたら、Perl総合練習問題でログ集計プログラムを作りましょう。より深く学ぶときは公式のperldocで組み込み関数やモジュールの仕様を確認し、CPANで必要なライブラリを探します。